未熟なカメラマン さてものひとりごと

gooブログから引っ越してきました

2026年、雲辺寺のアジサイは何と2万~3万株。見ごろは7月末頃まで続きます。一方、帰りに立ち寄った粟井神社のアジサイは、残念ながらほぼ見頃を終えていました。

訪問日:2026(令和8)年6月29日(月)

今年最後のアジサイを楽しもうと思い、名所を訪ねることにしました。しかし、近隣の名所はほとんど訪れており、「まだ行ったことのない隠れた名所はないだろうか」と思案します。

そこで目的地を四国に絞ってインターネットで検索したところ、見つけたのが雲辺寺でした。標高約900mに位置し、雲辺寺ロープウェイでも知られる四国霊場第66番札所です。

以前から一度訪れてみたいと思っていましたが、ロープウェイの運賃が高く、なかなか足が向きませんでした。

自宅からの所要時間は約1時間45分。実は、岡山県内の蒜山高原へ行くよりも近い距離です。高松自動車道の大野原ICを下り、標識に従って進むと、いくつもの大きな山が見えてきました。

「あの山だろうか。それとも、あちらの山だろうか。」

そんなことを考えながら車を走らせると、やがて本格的な山道へ入ります。対向車もほとんどなく、「本当にこの道で合っているのだろうか」と少し不安になりましたが、そのまま進むと突然、広い駐車場に到着しました。

 

雲辺寺ロープウエイ

雲辺寺ロープウエイ 山麓駅駐車場。山道を進むときは果たして他に参拝者はいるのかと心配していましたが、まずまずの賑わいでほっとしました。

雲辺寺山麓駅の住所は、香川県観音寺市大野原町丸井1974-57となっていますが、雲辺寺の住所は〒778-5251 徳島県三好市池田町白地ノロウチ763-2 です。

ゴーグルを着けた冬季仕様の白くまクンとうさちゃん

山麓駅のすぐ隣に雲辺寺登山道の標識がありました。4.2km徒歩2時間だそうです。


深い谷です。足がゾクゾクしました。かつて訪ねた西穂高のロープウエイを思い出しました所要時間はたったの7分間です。

下りのロープウエイが近づいてきました

山頂へ向かうのは、定員101名を誇る日本最大級のゴンドラ。約7分間の空中散歩では、瀬戸内海や三豊平野を一望でき、晴れた日には瀬戸大橋まで見渡せます。

2号支柱~3号支柱間:1,882m(支柱間距離として日本最長)だそうです。

山頂駅

山頂駅 標高916m

ただ今の気温 20℃ 麓との気温差は7℃でアジサイが長く咲く理由がここにあります

こじんまりとした山頂駅の外観 太陽光が目立ちます

山頂駅前のアジサイ園

手のひらのイス 初めて見ました

色とりどりのアジサイが美しい

とてもきれいです

正面に大きな毘沙門天像が見えます

雲辺寺

最初に雲辺寺を訪ねることにしました。

羅漢さんが道の両側から迎えてくれます。雲辺寺の五百羅漢は有名ですが、何と500体きっちりあるそうです

境内には鎌倉時代の様式を伝える『七重石塔』が静かにたたずみ、長い歴史を感じさせてくれます。

アップで見るレリーフ 丹念に彫られています

七重石塔の横には、石に彫られた千手観音像が安置されていました

斜面にびっしりと植えられたアジサイ その下には多くの羅漢像。雲辺寺ならではの景観です

カエデ類の木々に癒される。秋の紅葉は美しいでしょうね

なごりもみじと書かれた石漂 調べると、境内で最後まで紅葉が残るモミジだそうです。後ろのこんもりとしたカエデのことなのでしょう。

仁王門 四国霊場の中でも標高が最も高い寺(約911m) に建つ仁王門で、平成7年(1995年) に再建されました。

境内の美しいアジサイ

目の覚めるようなアジサイ

もう少し薄いピンク きれいです

白色のアジサイ

アジサイと山並み 後ろに見える山並みがすごい

整然と並ぶ石灯籠

幾重にも重なる山並み

こうしてみるとピンク系が多いですね

現在の本堂は**平成21年(2009年)**に再建・落慶した比較的新しい建物です。中には弘法大師が刻んだと伝わる千手観音菩薩が本尊(秘仏)として祀られています。

 

本堂近くでヤマアジサイを見つけました。「くれない」という品種だと思います。アジサイの中で私が一番好きな花です

かわいいピンクのアジサイ

おたのみなす

おたのみなす・は雲辺寺の人気スポットです。お頼みが成すということらしいです。石造りの腰掛になっています。

雲辺寺の大師堂は、本堂と並んでお遍路さんにとって大切なお堂です。四国遍路では、本堂で本尊に参拝した後、大師堂で弘法大師にお参りするのが正式な作法とされています。

空海という天才はいかにして成立したか、その謎に迫る

空海という人物を探ることは、私の生涯の大切なテーマでもあります。

一言観音 雲辺寺の**一言観音(ひとことかんのん)**は、境内の中でも静かな場所に祀られている観音様で、「願い事を一つだけ念じてお参りすると、その願いをかなえてくださる」という信仰で知られています。

鐘楼 伽藍は再建された建物が多く、鐘楼も比較的新しいように見受けられます

仁王門を後ろから見たところ 青モミジがとてもきれいです

いたるところでアジサイを見ることができます

大師堂を横から、秋の紅葉はきれいでしょうね

ピンク、ブルー、紫と見応え十分

山頂公園は絵本の世界

最後に訪ねたのが山頂公園です。写真映えする遊具が並び思い思いに楽しんでいます

芝生の向こうには絶景が広がっています。ただ視界は今一つでした。

ボルトアート(メタルアート)
山頂公園の屋内展望テラスの外側の木枠に飾られていたメタルアート。なかなかよくできていて感心しました。

仲良くブランコに乗って話をしています

ベンチに座って何かしているようです

写真を撮っています

雲辺寺コーヒー 山頂でいただく珈琲は格別です。ナンバープレートが付いていたので自力で上がってきたのですか?と尋ねるとけん引されてきたそうです、とスタッフの方

かわいいぬいぐるみ 大きさは保育園児が乗れるほど

広場から見た屋内テラス展望塔 うまい具合に屋根の上に毘沙門天像が立っています

天空のブランコ うらやましい若いカップル 絵になりますね

音符の背のベンチ こちらは熟年のご夫婦のようです 眺望を楽しまれているようです

横から見るとこんな感じです

下方に広がる観音寺市の絶景 残念ながら視界が今一つでした

それぞれの思い思いに楽しんでいます

毘沙門天展望館の屋上から見る絶景

屋上には高さ約10メートル、重さ約15トンの青銅製毘沙門天像が立っています。雲辺寺の秘仏である毘沙門天立像をもとに制作されたもので、遠くからでもその勇壮な姿を見ることができます。

アジサイロード 青色が多いようですね

屋上にはらせん状の坂道を上ります。写真は上から見たところ

望遠で迫ってみましたが、やはりよく見えません

展望台の下に、香川県三豊郡大野原町 県境標高1000mの碑がありました

弘法大師空海の肖像画で、右手に持っている法具は「金剛杵(こんごうしょ)」といいます。これは先端が三本なので三鈷杵(さんこしょ)といます。

アジア系外国人観光客を目にしました。記念写真を撮っていました。

このゴンドラ定員101名でスイス製だそうです

だいぶ降りてきました。町が近くに見えます

粟井神社

粟井神社は『あじさいの宮』として親しまれていますが、その歴史は千年以上。讃岐国延喜式内二十四社の一社に数えられる由緒ある古社で、花の美しさだけでなく、長い歴史に思いを馳せながら参拝できる神社です。

昭和60年(1985年)頃から地元住民の皆さんが境内へアジサイを植え始め、現在では約50種類・約3,000株が咲き誇ります。

急な参道です

歴史を感じさせる石の鳥居が見えます

境内を彩るアジサイの壁

第40回 粟井あじさい祭り(2026年)は、2026年6月13日(土)~6月21日(日)

9日間 開催されました。終わってから1週間過ぎているので当然、見ごろは過ぎていますね。

境内図 アジサイ寺といわれるだけあり、アジサイがたくさん植えられています

こちらにも石の鳥居がありました

粟井神社社殿 格式を感じます

花手水 アジサイがびっしり、ヒマワリがアクセントになっていますね

さらにアップでもう一枚 粟井神社の花手水は有名で、とても人気があるそうです

休憩所の上に掲げられていたマリア像のレリーフ 神道とキリスト、なんの関係が?

なかなかの景色です。小高い小山の上に建てられていることがわかります

遊歩道もあります

一株だけ見ごろのアジサイがありました

遊歩道入口のアジサイ

水切れでしょうか

アジサイと社殿 絵になる風景です

立派な馬のブロンズ像

拝殿 唐破風が見事です

水みくじ 200円 紙を水に浸すと運勢や願い事の文字が現れるそうです

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回は、吉備中央町 森の宝石と言われるブッポウソウをお届けします。

高知県の魅力ある二つの美術館――絶景を望む「なかとさ美術館」と、おどろおどしい屏風絵の世界「絵金蔵」を訪ねて

訪問日:令和8年6月14日(日)

今年も、華鴒大塚美術館友の会の美術展鑑賞旅行に参加させていただきました。

最初に訪れたのは、高知県中土佐町にある「なかとさ美術館」です。当日の天気は、出発時こそ曇りでしたが、到着予定時刻の少し前、午前11時頃から雨の予報となっていました。前日までは比較的よい天気だっただけに、残念でなりませんでした。

 

なかとさ美術館

美術館周辺の様子

日本瓦で和モダンを演出

今回は集合写真の撮影を頼まれていたので、「どうか、それまでは降らないでくれ!」とバスの中で祈るような気持ちでした。その願いが通じたのか、到着時には雨は降っておらず、無事に集合写真を撮影することができました。

天気が悪く撮影条件は今一つですが、とにかく雨が降らないでよかった

なかとさ美術館のある中土佐町は、カツオの一本釣りで知られ、漫画『土佐の一本釣り』の舞台となった町でもあります。

美術館は以前、海岸近くにありましたが、津波などの自然災害を考慮し、高台にある「黒潮本陣」の敷地内へ移転し、昨年新たにオープンしました。

その移転にあたり、新施設の構想や設計の参考とするため、館長、学芸員、教育委員会、設計士の皆さんが華鴒大塚美術館を視察されたそうです。そのご縁もあって、今回の訪問が実現したとのことでした。(学芸員のお話)

駐車場には多くの車が停まっていて少し驚きましたが、そのほとんどは、宿泊・入浴・レストラン施設「黒潮本陣」の利用者の車だったようです。

館長から館の歴史を聞く

館内では、市川館長が重厚なバリトンボイスで美術館の概要を説明され、続いて学芸員の石見さんから特別展の見どころをご紹介いただきました。温かく迎えていただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。

「のじ菊」ギャラリー

 

アートスペース「なかとさ」では、”茶道へのオマージュ””と題して茶道具の展示が行われていました。この日が最終日だったようです。

フリー&キッズスペース「ここくさ」この日は午後からワーショップが行われるようです

カフェスペースから見る黒潮本陣

突然の大雨にびっくり 待機する人たち

目の前に広がる久礼湾と太平洋 海の向こうはアメリカ合衆国

瓦葺きの和モダンな外観は、一見すると我が美術館にも似ていて数寄屋風の落ち着いた佇まいは、周囲の景観にもよく調和しています。館内も限られた空間を機能的に活用した設計となっており、大変感心しました。

お二人に見送られながら、美術館の目の前にある昼食会場「黒潮本陣」へ向かいました。

黒潮本陣(昼食場所)

黒潮本陣は、美術館の道路を挟んだ向かい側にある第三セクターの施設です。(町長が社長を兼務とか)

昼食予定時間の12時半になり、美術館を出ようとしたまさにその時、突然、風を伴った激しい雨が降り始めました。施設から借りた傘をさしましたが、何よりもカメラが濡れないよう気を遣いました。

本場の”カツオのたたき”はかなりの厚切りです

楽しい昼食、話がはずみます

主婦の皆さんはここでも大活躍

島が浮かぶ 鞆の浦に似ているようなそうでもないような

ところどころに生けられたお花に癒されます

天井の照明もモダン

こちらにもありました

囲炉裏のある部屋から見る海 贅沢な景色です

波に洗われる岩に、なぜか横山大観を連想しました

穏やかな海です

海側から見たところ

久礼漁港、今日はお休みのようです

独特の景観です

コテージです

 

昼食会場は地下一階の団体専用の大広間でした。名物のカツオのたたきは期待どおりのおいしさで、ご飯がどんどん進みます。私のお気に入りは生ニンニク。匂いは「みんなで食べれば怖くない」といったところでしょうか。

おいしい食事に満足した後、次の目的地である「絵金蔵」へ向かいました。

 

絵金蔵(えきんぐら)

なかとさ美術館から約1時間。高知市を越えた先にある香南市赤岡町に到着しました。

赤岡町は以前から気になっていた町です。私の愛読書である山と溪谷社『中国・四国小さな町、小さな旅』の最後のページで紹介されており、当時は「日本で一番小さな町」として掲載されていました。

駐車場から歩きます

花壇に咲いていたアジサイ

ピンクのアジサイもきれいです

昭和レトロな町筋を横切って進むとすぐです

到着しました

駐車場からは数百メートル歩きます。途中、きれいに手入れされた花壇のアジサイを眺めながら細い道を進み、レトロな町並みを横切ると絵金蔵に到着しました。

職員の方の出迎えを受け、まず2階へ案内されます。そこで上映された映像では、絵師金蔵の生涯や赤岡町との関わりが分かりやすく紹介されており、展示への理解が一層深まりました。

隣の展示室では思いがけない出来事がありました。こちらの学芸員さんと華鴒大塚美術館の学芸員が同じ大学の同期の卒業生だったのです。久しぶりの再会だったようで、話も大いに盛り上がっていました。

1階の展示室では、来館者一人ひとりが提灯を持ち、灯りで絵金の屏風絵(複製)を照らしながら鑑賞するという、実に趣向を凝らした展示方法が採られていました。暗い中に浮かび上がるおどろおどしい屏風絵は迫力満点で、絵金の世界観を存分に味わうことができました。

展示室1のみ撮影ができました

ローソクを模した照明装置

説明に聞き入る参加者

絵金祭りを再現する趣向です

絵金蔵の前に建つ弁天座

市川海老蔵も公演したそうです

赤岡町では毎年「絵金祭り」が開催され、古い町並みが多くの人で賑わうそうです。ただ、近年は古い建物が少しずつ減ってきているとのことで、学芸員さんも残念そうに話されていました。

こうして絵金蔵を見学した後、帰路につきました。

振り返ってみると、本格的な雨に遭ったのは昼食前のほんのひとときだけでした。天候にも恵まれ、充実した一日となりました。

最後になりましたが、旅行を企画・運営してくださった友の会役員の皆様には大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。

 

井原市内のホタルの名所を今年も訪ねました。 岡山県井原市芳井町 高梁川上流県立自然公園「天神狭」天神狭キャンプ場(中村川砂防公園)

訪問日:2026(令和8)年6月10日(水)

前日まで数日間雨が続いていましたが、この日は久しぶりに雨が上がりました。ホタル撮影の好機かもしれないと思い、急遽出かけることにしました。

仕事から帰宅すると、すぐに食事を済ませてカメラの準備に取りかかります。三脚とカメラに加え、懐中電灯、そしてマムシ対策として長靴を車に積み込み、午後8時に自宅を出発。目的地には15分ほどで到着しました。

ただ、あまりにも急な思いつきだったため、カメラの設定は昨年ほど慎重ではありません。とりあえずシャッタースピードを15秒に設定し、「あとは画像編集ソフトで何とかなるだろう」と考えるあたり、いかにも“未熟なカメラマン”らしい大雑把さです。

比較明合成を行うためには、周囲が比較的明るいうちに基準となる一枚を撮影しておくことが重要です。しかし、撮影ポイントに到着した時にはすでに辺りは暗く、時すでに遅しという状況でした。

撮影にはリモートスイッチを使用します。昨年は撮影のたびにモニターを確認しようとしてカメラに触れてしまい、それが手ブレの原因となって満足のいく結果が得られませんでした。

その反省を踏まえ、この日は撮影に専念し、結果の確認は帰宅後に行うことにしました。

最初の1枚 15秒露光 この画角の中に28匹のホタルがいます

中村川砂防公園キャンプ場は、岡山県内の無料キャンプ場の中でも人気の高いスポットです。この日も平日にもかかわらず、ソロキャンプを楽しむ人の姿を二組見かけました。暗闇の中で焚き火の炎が煌々と揺らめいています。

耳に届くのは、中村川(高梁川水系小田川の支流)のせせらぎとカジカガエルの鳴き声だけ。日常の喧騒を忘れ、心身をリセットするには最適な場所かもしれません。

 

別の画像4枚 比較明合成

 

別の画像9枚 比較明合成

別の画像5枚 比較明合成

別の画像27枚 比較明合成

ホタルの撮影って難しいですね。しっかり腰を落ち着けて準備万端余裕をもって望むことが肝要とわかりました。

広島市の美術館をハシゴしました。その2 広島県立美術館「ロートレックとミュシャパリ時代の10年」展と縮景園 

訪問日:2026(令和8)年5月25日

広島県立美術館 外観

次にやってきたのが地下駐車場に車を置いている広島県立美術館です。いつもながら近代的で大きな建物に圧倒されます。

開催されていたのは、会期も残り少なくなった、特別展「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」でした。

19世紀末のパリ、いわゆる「ベル・エポック(よき時代)」を代表する二人のポスター芸術家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックアルフォンス・ミュシャに焦点を当てた展覧会でした。

ロートレックが約10年間に制作したポスター全31点が展示され、これは本展最大の見どころの一つです。またミュシャが描く優雅な女性像と装飾的な曲線美、繊細な模様や華麗な装飾が見どころで「アール・ヌーヴォーの巨匠」といわれました。

三階、特別展会場 欧米外国人の夫婦が記念写真を撮り合っていました

展示会場の様子

撮影は一部を除いて可能でした。その一部をご紹介します。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック アンバサドゥ―ル・アリスティド・ブリュアン 
1892年 リトグラフ 紙

ジュール・シェレ フォリー・ベルジェールのロイ・フラー 1893年 リトグラフ 紙

酒場の女

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 「レスタンプ・オリジナル」の表紙 1893年 リトグラフ 紙

アルフォンス・ミュシュ「サラ・ベルナール/アメリカ巡業」1895年 リトグラフ 紙

熱心に鑑賞する来館者

ウジェーヌ・グラッセ「ジャンヌダルク サラ・ベルナール」             1889~1890年 リトグラフ 紙

アルフォンス・ミシュ 書籍「白い象の伝説」第2章挿絵 1894年 印刷

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック「シンプソンのチェーン」          1896年 リトグラフ 紙

アルフォンス・ミュシュ サロン・デーサン 第20回展(文字のないステート)    1896年 リトグラフ 紙

アルフォンス・ミュシャ「ネスレ社の表慶」1897年 リトグラフ 紙 1059×2984mm(上)/1054×2980mm(下)

ミュシャ ブロンド(ビザンティン風の頭)1897年 リトグラフ 紙

パル(ジャン・ド・パレルオーグ) リキュール アブリコティーヌ         1898年 リトグラフ、紙

ガチャ ロートレックとミュシュ パリ時代の10年 アクリルキーホルダー

 

縮景園

3階展示場前のロビーから縮景園を望む

青い空と赤いツツジの組み合わせが何とも言えない

縮景園(しゅっけいえん)は、広島市中心部にある国の名勝に指定された大名庭園です。広島県立美術館に隣接しており、美術館と合わせて訪れる方も多い人気の観光・散策スポットです。

縮景園の歴史

1620年(元和6年)、広島藩初代藩主の 浅野長晟(あさのながあきら) が別邸の庭園として築いたもので、作庭を担当したのは茶人としても名高い 上田宗箇 です。庭園名は、儒学者の 林羅山 が詩の中で用いた「海山をその地に縮め、風景をこの楼に聚む」という言葉に由来するとされています。

1945年の原爆で壊滅的な被害を受けましたが、戦後約30年をかけて復旧され、現在の美しい姿が再現されました

ウツギの仲間でしょうか。縁取りがかわいいと思いました。

アジサイが旬ですね

濯纓池(たくえいち)

庭園の中心にある大きな池です。

風で揺らぐ水面に、木々の緑が映り込んでインバウンドの皆さんも感動のご様子でした

横に伸びる松の枝が、なかなか絵になっています

水面を移動するカメを見つけました

池の中にある小さな島、クロマツが絵になります。池の水深はそれほどでもなさそうでした。

頭部にタンチョウのような朱色の模様を持つ細身のコイ

青い空ときれいに刈り取られた芝生に清々しさを感じました

ワンポイントとなる茅葺の東屋

向こうに見えるのは京橋川

跨虹橋(ここうきょう)

池に架かる美しい太鼓橋で、縮景園を代表する撮影スポットです

池のコイに見入っている外国人のファミリー

人影が見えると集まってくるコイ。条件反射ですね。

石橋から見る広い池

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回は井原市内のホタルの名所での撮影の様子を掲載します。

 

広島市の美術館をハシゴしました。その1 ひろしま美術館アルベール・マルケ展とSOKO CAFE

訪問日 2026(令和8)年5月25日

 

久しぶりに広島市の美術館を巡ることにしました。今回の目的は、ひろしま美術館の「アルベール・マルケ展」と、広島県立美術館の「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」です。

前回この二つの美術館を訪れたのは2023年4月13日。その際は、ひろしま美術館で「ピカソ 青の時代を超えて」、広島県立美術館で「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」展を鑑賞しました。いずれも印象深い展覧会で、今でも記憶に残っています。

振り返ってみると、私が広島まで足を運ぶのは、特に興味を惹かれる展覧会が開催された時のようです。そんな時には自然と「行ってみよう」という気持ちが湧いてきます。

広島県立美術館に車を停めて、徒歩でひろしま美術館を目指します。所要時間は10分ほど。さすがに国際都市・広島、欧米人とみられる観光客の姿が目立ちました。

まずは広島城を目指します

遠くに広島城天守が見えました。広島城天守は令和8年3月22日に閉城となりました。

とても暑い日でした。若葉に癒されます。

ひろしま美術館

正面玄関です

Albert Marquet アルベール・マルケ展 2026/4/11Sat~5/31Sun

ひろしま美術館の本館は、原爆ドームをイメージした丸いドーム型の展示室になっています。そして本館を取り巻く回廊は、厳島神社の回廊をイメージして造られました。

本館の常設展示

  一部の作品を除いて撮影可能でした。

館内の様子 当然ながら静かな館内です。本館では美術館が収蔵する名品を展示しています。

ジャン=フランソワ・ミレー 「刈り入れ

ウジェーヌ・ブーダン 「ボルドー風景

オーギュスト・ルノワール 「パリスの審判

エドガー・ドガ 「浴槽の女」

スタニスラス・レピーヌ 「パリ市庁舎 河岸のりんご市」

オディロン・ルドン 「青い花瓶の花」

フィンセント・ファン・ゴッホ 「ドービニーの庭

天井から自然光が取り入れられています

ジョルジュ・ルオー 「ピエロ

パブロ・ピカソ 「仔羊を連れたポール、画家の息子二歳

マリー・ローラーサン 「

マルク・シャガール 「インスピレーション

 

マルク・シャガール「河のほとり

アルベール・マルケ展

  別館(特別展展示室)エレベータもあります。

会場入り口です

アルベール・マルケ自画像

アルベール・マルケは、フランスの画家で、1875年にボルドーで生まれ、1947年にパリで亡くなりました。若い頃は美術学校で学び、同級生だった アンリ・マティス と生涯にわたる友情を結びました。初期には「フォーヴィスム(野獣派)」と呼ばれる前衛的な画家グループの一員として活動しました。

しかし、マルケは他の野獣派画家のような激しい色彩表現には進まず、やがて独自の穏やかな画風を確立します。灰色や青緑を基調とした落ち着いた色調は「マルケのグリ(灰色)」と呼ばれました。彼の作品には派手さはありませんが、静かな詩情と洗練された美しさがあります。(ひろしま美術館)

ノートル=ダム大聖堂、陽光 1904 ポー美術館

マルケは、水辺の風景を好んで描いたため、「水辺の画家」とも呼ばれました。

ル・アーヴルの縁日 1906 ボルドー美術館

ルーアン、ボワエルデュー橋とパリ河岸、快晴 1912 個人蔵

ナポリ、帆船 1909 ボルドー美術館

マルセイユの馬 1916 ボルドー美術館

ル・ピラの浜辺(アルカション湾の帆船)1935 個人蔵

ル・ピラ 1935 ボルドー美術館

ラフレットへの道 1945 ボルドー美術館

マルケは風景を描いたというより、その場の空気を描いた画家だったように思えます

 

外に出ます

建物がなぜか美しく見えました

リーガロイヤル方面

広島城に向かう

広島城天守閉城のお知らせ 大きな看板がありました

広島城三の丸は、広島城の南側に位置するエリアで、かつては広島藩主一族や重臣たちの屋敷が並んでいた場所です。近年、広島市が「歴史を生かした新しい観光・交流拠点」として再整備を進めており、2025年3月に第1期エリアがオープンしました。

 

SOKO CAFÉ

広島城三の丸にある SOKO CAFÉ は、2025年3月にオープンした、広島ゆかりの武家茶道「上田宗箇流」が初めて監修したカフェです。広島城の新しい観光拠点である「広島城三の丸」の中核施設の一つとして誕生しました。

お花は、ハナショウブ、お軸は?残念ながら読めません

簡素な店内 入口の釘貫紋の垂れ幕が時代と格式を感じさせます

上田宗箇流の末席に身を置く身、訪ねないわけには参りませんし、実際、訪問できることを楽しみにしていました。とてもいい場所にありました。

抹茶とお菓子を注文しました。上から見たところです

こちらは横から見たところです。

広島城二の丸へ

 

御門橋の先に表御殿と平櫓 白い雲が夏らしく、お濠の水面に映る石垣や建物、橋が美しい

広島城二の丸の「被爆ユーカリ」は、原爆の惨禍を今に伝える貴重な被爆樹木の一つです。

鯉がすごい

広島城を出て広島県立美術館に向かいます

都市の風景 街路樹と青い空、高いビルがマッチしてとても美しく感じました

最後までご覧いただきありがとうございました。

第59回 福山ばら祭2026 ローズパレードの主役は君だ その4 YOSAKOI部門

訪問日:2026(令和8)年5月17日(日)

その3 山車部門・ミュージック部門・ダンス部門 に続きます

YOSAKOI部門

福山・備後地域を中心としたよさこいチームが個性豊かな演舞を披露し、パレード終盤の大きな見どころとなりました。

かなりや幼稚園

かなりや幼稚園は福山市中心部の寺町にある歴史ある私立幼稚園です。市内有数の園児数を誇るマンモス校です。仏教系の幼稚園で礼儀や感謝の心を大切にしています。福山ばら祭は、幼稚園の年間行事に位置付けられているようです。

先導する笑顔の先生たち

年長組の園児が参加しています

おそろいの法被を着て、鳴子をを持っています

「はっ!」という元気な掛け声を出しながら踊ります

備後 新選組

備後新撰組は、ローズパレードに毎年参加しているよさこいチームです。特別仕様のトラックが目を引きますね。

青空に映える歌手の方 かっこいいですね

濃い目のお化粧ですが、遠目に見るとこのくらいがちょうどよいのです

衣装も美しく素敵ですね

中国新聞の記事によりますと、近年はハードロック調のオリジナル曲に合わせて踊ることもあり、伝統的なよさこいに現代的な要素を融合させているようです。

真剣そのものです

笑顔が素敵です

小さな団旗を振る女性 いい表情です

このパターン、初めて目にしました

大きな団旗がトリを飾る 力が要りそうですね

備後 男組

プラカードも男性イケメンです

トラックの後ろに黒装束?の踊り子連

備後男組(びんごおとこぐみ)は、福山市を中心に活動しているよさこいチームの一つで、福山ばら祭のローズパレードや福山夏まつり「いろは丸YOSAKOI」などでおなじみの団体です。地域に根差したチームとして長年活動を続けています。

この衣装が気になります

地方車(じかたしゃ)の上でクラリネットの生演奏を行っているのはマリィ凛 さんでしょうか? 毎年、観客の注目を集めています。

この方、毎年よく拝見しています。応援してますよ!

黒と赤を基調とした衣装を用いることが多いようです。扇を使ったダイナミックな演出が目を引きます

この笑顔が何とも言えませんね

歌舞伎役者のような、そうでもないような

大旗を豪快に振るのも男組の特徴です

支志團

支志團は、少なくとも15年以上前からローズパレードに参加しています

きれいな方ですね

支志團には、一人ひとりの『志(こころざし)』をみんなで『支え合う團(だん)』でありたい  という願いが込められています。

気分が乗っています、楽しんでますね~

笑顔あふれる明るいパフォーマンスがいいですね

高齢の方、お元気ですね。何よりです。

もう完璧!何も言うことはありません。

一糸乱れぬ団体演技、素晴らしいです

大旗も空に映えて美しい

団扇をいただきました。ありがとうございました。

神石踊娘隊きらきら星

気合が入っていますね

神石踊娘隊きらきら星は結成から24年以上の歴史を持つチームです。地域に根ざした活動を続けながら、多くの祭りやイベントに参加しています。

美しい衣装です

気分が乗っています。いい表情です

とにかく華やかな衣装です

男性も見事な踊り

後ろはこんな感じになっているんですね

衣装が似合っていますよ!

手がしっかり伸びています

大旗が美しい、相当力が要りそうです

みかえり美人

みかえり美人は、福山市を中心に活動するよさこいチームです

おしとやかな優しい笑顔に癒されます

「みかえり美人」という名前は、福山市の名産である「びんご絣」とも縁の深い、江戸時代の浮世絵師・菱川師宣の代表作である『見返り美人図』を連想させますね。

紫の衣装が映えます

楽しそう。笑顔が素敵です

表情が面白い。今年の主役はあなたに決定!!

沿道の観客に一礼 

ふくびじん

大きなトラックです

ふくびじんは2019年夏に結成されたチームです

プラカードは若い二人組。のんびりした感じです

こちらは気合が入っていますよ

笑顔が美しい

楽しそうです

我が地元の、Art書道家消防士を見つけました。

静と動 ですね

巨大な団旗 相当な腕力が必要です

備後ばらバラよさこい踊り隊

プラカードを持つ人も気合が入っています

大きなリボンですね

大きな動きが特徴です

備後ばらバラよさこい踊り隊は、福山市を代表するよさこいチームの一つで、2002年に結成されました。「皆さんを元気に!仲間を元気に!福山を元気に!」をモットーに活動しており、福山ばら祭のローズパレードでは毎年人気の高い参加団体です。

反り方がいい感じです

何と飛んでいます。初めてみました!

目元パッチリ美人さんです

沿道の観客に向かって、礼!感謝の気持ちを込めています

そして観客に手を振る こんなチーム初めて見ました

おつかれさま

団旗がいくつもたなびきます

少女が旗を振る 初めて目にしました

備後ばらバラよさこい踊り隊は、最優秀のパッションローズ賞に輝きました。

おめでとうございました。

最後までご覧いただきありがとうございました

第59回 福山ばら祭2026 ローズパレードの主役は君だ その3 山車部門・ミュージック部門・ダンス部門

さ訪問日:2026(令和8)年5月17日(日)

 

その2 パレードを盛り上げた観光大使の皆さん に続きます

山車部門 

福山の歴史や地域文化を象徴する山車がパレードを彩りました。

  • 福山自動車時計博物館
  • 天當会
  • 大黒町商店街

大国町商店街は、赤レンガ造りのパブにユニオンジャックがはためき、ガス灯を思わせる街路灯が夜の街を照らす風情のある通りです。JR福山駅から徒歩10分。

「福山自動車時計博物館」「明治鹿鳴館調の街 備後・福山 大国町」「天當会」が同時にやってきました

七福人に扮して登場です。福をもたらしてくれるかも

人力車の登場です

馬車がやってきました。でも馬は動きません。乗っているだけです

福山自動車時計博物館 お馴染みのボンネントバス レトロ感満載です

ミュージック部門

長浜学区浜っ子太鼓隊 with 一ツ橋中学校和太鼓部「鼓」

 

「長浜学区浜っ子太鼓隊 with 一ツ橋中学校和太鼓部『鼓』」は、福山市東部の長浜地区を拠点とする地域の和太鼓団体と、中学生の和太鼓部が協力して活動しているグループです。

和太鼓の力強い演奏です

女子生徒も頑張っています

もう少しだ!がんばれー
  • 創価学会福山吹奏楽団

    吹奏楽の華やかな音色が沿道を盛り上げました
    創価学会では全国に100を超える音楽団体が組織されており、吹奏楽やマーチング、合唱などを通じて地域貢献や文化活動を行っています。福山吹奏楽団もその一員として、地域のイベントやパレード、コンサートなどに参加しています。
  • ダンス部門
  • YAYOI バトンスクール福山

    華やかな一団がやってきました

    YAYOI バトンスクールは、1972年創立、三原やっさ祭り、尾道港まつり、広島フラワーフェスティバル、福山ばら祭など各地のイベントに参加しています。

    年齢層の幅が広いですね

    精一杯演技している姿が何ともいえませんね
    • ローラちゃんとローラちゃん応援隊

    ローラちゃん応援隊は、特に「ばらキッズ」という子どもたちのグループと一緒に活動することでも知られており、ローラのテーマソング「今日もがんばローラ」に合わせたダンス披露などを行っています。

    福山市のキャラクターであるローラがあまり知られていないことから「こんなにかわいいキャラクターなのに、もっと多くの人に知ってもらいたい」と、有志が集まって応援隊が結成されたそうです。


    バラの衣装に周辺がぱっと明るくなりました


    スタートの姿勢 

    よく頑張りました
  • ジャザサイズ

    プラカードを持った方の脚の開き具合がただものではない感じがします

     

ジャザサイズは1969年にアメリカで誕生したダンスフィットネスプログラムで、ジャズダンスをベースに有酸素運動、筋力トレーニング、ストレッチなどを組み合わせたエクササイズです。世界17か国以上で展開され、日本でも多くの教室があります。

  •  

    躍動感が半端ではありません。はつらつとしていますね。見ている側も運動したくなるから不思議です。

    あっという間に過ぎていました
  • 福山ローズバトンスタジオ

    プラカードを持つ姿勢が美しい
    福山ローズバトンスタジオは、福山市を拠点に活動するバトントワリング団体で、福山ばら祭のローズパレードではおなじみの参加団体の一つです。

    幼児から高校生を中心に活動しています

    腕がきれいに伸びています
  • インドネシアの魅力
  • チアガール

    インドネシアの皆さんです。衣装や傘がエキゾチックですね
    福山市に住むインドネシア人は、最新の在留外国人統計(2025年6月時点)によると 1,155人 です。これは福山市内の外国人住民約12,600人のうち約9%を占めています。 

    鳥やチョウのように美しい衣装です

    素晴らしいの一言です

    福山市では製造業や食品加工業などで多くのインドネシア人が働いています。

    また、福山ばら祭など地域イベントにインドネシアの方々が参加することもあり、民族舞踊や伝統衣装を披露する団体が登場することがあります。こうした交流を通じて地域社会とのつながりも深まっています。インドネシアの人々は、初対面でも笑顔で接することが多く、親しみやすいと言われます。

     

    ・スタジオ ワンセルフ ダンススクール

    大音量と共にやってきた、とにかく華やかな団体

    スタジオ ワンセルフ ダンススクール は、広島県を拠点とするストリートダンススクールです。福山校も開設されており、キッズから大人まで幅広い世代が活動しています。

    軽快な動きと笑顔、素敵ですね

    すごい人数です

    何ともかわいいですね

    最後までよく頑張りました。水分の補給も大変だったでしょう

    尾道 BEASTY DANCE CLUB


  • 尾道を中心に活動している BEASTY DANCE CLUB(ビースティーダンスクラブ)は、子どもから大人まで幅広い年齢層が参加できる地域密着型のダンススクールです。尾道市や福山市松永地区を中心にレッスンを行い、初心者から経験者まで楽しくダンスを学べる環境づくりを目指しています。

  • のびのびと楽しそうに踊っています。ヒップホップを中心としたダンスレッスンのようです。各地のイベントに参加しています。

     

    最後までご覧いただきありがとうございました。
    次は、YOSAKOI部門をご紹介します。